悼話§コラ・ヴォケールさん(シャンソン)

1980年のコラ・ヴォケール初来日映像を眼にして驚いたのは独身時代
のことだが、出会い前の同居人もまた同様に驚いていたようで、結婚
したら、二人ともに感動していたということが判明したのである。

いつ来日してくれるかと首を長くして待っていたら、早くも1983年に
来日してくれ、チケットを買って草月ホールへと向かった。

フランスへ行ったことはなく、フランス語もちんぷんかんぷんという
我々にとってのシャンソンは、まさに“雰囲気”を感じ取るだけのこ
とでしかないのだが、そんな我々にとってコラ・ヴォケールの美しい
フランス語は、フランスという存在を実に芳しいものにしてくれたの
である。

その後、1995年のシアターコクーンまで合計5回のリサイタルで彼女
の歌声を堪能することができたのは、大事な思い出として長く我々の
中に留まってくれることだろう。

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