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zoom RSS 恩話§天狗という居酒屋には本当に

<<   作成日時 : 2011/11/16 00:01   >>

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30年ほど前、まだまだこれほどに居酒屋チェーンが林立しておらずの
頃に君臨していたのが“天狗”である。

夫婦して財布の中身が寂しかったその当時、週末の都心へ買い物に出
かけて、遅い夕方になったので夕食を食べて帰ろうとなると、ほぼ決
まって入ったのが天狗なのだった。

カウンターに座り、中生とソフトドリンクを注文。それから大根サラ
ダ、冷奴、バターコーン、サイコロステーキといったあたりをつまみ
にして、ひとしきり世間話に興じるというのが楽しかったのである。

ビールの後は生冷酒という出処不明な安い日本酒を注文して、最後に
おにぎりとか焼きそばで締めるというのが、毎度毎度ほぼ決まった流
れで、お勘定だが、30年くらい前が二人で2000円前後という空前絶後
の支払いで済んだのだ。

天狗通いは、およそ90年代半ばまでがピークで、その頃でも4000円く
らいで収まってくれたのだった。その後、天狗から足が遠のいたのは
少しばかり財布に余裕が出てきたということで――といっても2000円
くらいのものだが――新たな居酒屋を見つけて乗り換えてしまったと
いうことなのである。

それでも、いわば居酒屋の流儀を教えてくれたのは、通い詰めた天狗
のおかげであると今でも感謝をしている。そして、あと4年先に待ち
構える定年後、財布の中身が寂しくなったら再びお世話になることも
あるのではなかろうか……なのだ。

【去年の今日】共話§待降節独墺旅[5]ホテル・・・

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