和話§カタログ・・・型録

カタログ(Catalog) という、そもそも英語の名詞が“型録”という漢
字熟語として見事にあてはまっているのを子供の頃に見て、日本語だ
と思い込んだのは無理もないことだっただろう。

空耳ではないが、英語の単語が言葉の意味もそのまま平行移動して、
日本語の単語化する実例がどれほどあるものか、今すぐに具体例を挙
げられないことがもどかしかったりする。

おっくうがらずにちょいと調べてみたらジョーク(Joke)を“冗句”と
置き換えていて、これなら知っていると思ったり、クラブ(Club)が倶
楽部というのもあったではないか。

倶楽部あたりは明らかに明治時代の産物であろうと想像できる。特に
英語をはじめとしたいくつかのヨーロッパ言語がどっと流入してきた
時、我々の先達はそれらを何とか日本語にあてはめようと苦心したこ
とはわかっている。

そんな奮闘の中で、どう逆立ちしても日本語化できない言葉が山のよ
うにでてきた、その時に彼らがひねりだしたのは外来語をカタカナで
表記することだったのではないか。

そして、それこそが本来の日本語と外来語を区別する結論めいたもの
ではなかただろうか。もちろん後年、年が移りゆくにつれて外国語を
訳す作業をネグって、丸投げのごとくに何でもかんでもカタカナ表記
にという弊害が生じたのも否定できないことであろう。

【去年の今日】詰話§明日から師走である・・・

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