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zoom RSS 温話§三人吉三〜伝統歌舞伎保存会〜

<<   作成日時 : 2012/01/24 00:00   >>

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あいにくの雨模様となった21日の土曜日、国立劇場で催された伝統歌
舞伎保存会研修発表会『三人吉三』から“本郷火の見櫓”の場と『素
襖落』を観た。

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国立で上演中の舞台を使って、名題中堅どころ三人が主役を務めると
いうもので、松本幸四郎の門下である錦弥が和尚、同じく錦一がお坊
を演じ、亡き中村芝翫門下の芝のぶがお嬢を演じるというもの。

自由席2000円という料金とは別に、熱心なお客さんが多いということ
は、開場時間に入った時には1階のそれなりの席は既にふさがってい
て、2階席4列目ほどをようやく確保できたということでもわかると
いうものである。結局は八分ほどの入りだったのではないか。

本郷火の見櫓の場は、20分ほどの舞台。主役達が登場する前には、染
五郎や福助などが町人に扮して木戸を開けてくれろというちょい役で
付き合うという賑やかしもあったところで、両花道の左からお坊が、
右からお嬢が登場。

いわゆる看板役者の舞台とは違った、一発勝負の丁寧さがいくぶんか
硬い印象を持たせはしたが、後半になって立ち回りのあたりでは3人
伸び伸びと演じていたように感じた。

こういった形の公演は7年ぶりとのことだが、やはりというか、中堅
名題の励みにもなるのは間違いないところだから、定期的に催してほ
しい企画ではないか。

休憩の後は、染五郎が太郎冠者を務めた『素襖落』があって20時前の
終演。

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