更話§二月は如月と呼ばれているのだが

月が改まった初日に書こうと思ったが、一日遅れで2月の雑感など。

月の初めから3日経つと節分で、翌日には立春となる。いよいよ暦の
上では春という文字が躍っていくことになるとはいえ、世間の風はと
いえばまだまだ冷たく、ウール物を手離すことなど当分はできそうに
もない。

気がついたら今年は2月29日までの“うるう年”である。ということ
は夏のオリンピックの年にあたるということでもある。今回のロンド
ン大会は、我が身が生まれてから15回目ということのようだが、記憶
にあるのは1960年のローマ大会からということになる。

記憶にあるといっても、衛星中継とかで大会の模様を見ることのでき
なかった時代で、おそらく年が明けて封切られたローマ・オリンピッ
クの記録映画を見ての記憶でしかない。

映像は確かモノクロで、脳裏に残っているのはコロシアムに向かって
裸足のアベベが金メダルへのラストランをしているということくらい
で、それ以外はぽろぽろとした断片として残っているだけである。

自分の中で、オリンピックが劇的に盛り上がった存在となったのは、
唯一度だけの1964年東京大会だけで、それもすでに半世紀も前の歴史
となってしまっているのだ。

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