ひだまりのお話

アクセスカウンタ

zoom RSS 悼話§D・F=ディスカウさん(歌手)

<<   作成日時 : 2012/05/24 00:02   >>

トラックバック 0 / コメント 0

まさに声楽界の巨人、超人である。リートといえばディートリヒ・フ
ィッシャー=ディスカウであると言われていた時代から聴き始めてい
る。まさに唯一無二の男声リート歌手だったのである。

初めて聴いたのは1977年のN響定期で、サヴァリッシュが指揮をした
シューマン『「ファウスト」の情景から』だった。音楽そのものにな
じみがなかったので、ディスカウがどうであったか……記憶はないの
だが、彼の横で歌っていた日本人男性歌手(特に名を秘す)と見比べた
時、あまりに歴然とした体躯の違いに勝負あったと思ったのだ。

その後、日本でリート・リサイタルを3回、ミュンヘンで1回聴く機
会があった。冬の旅が1回、詩人の恋が2回、後は白鳥の歌を聴いた
のだが、なぜか実演での印象が薄くしか残っていない。彼ほどに多忙
を極めた歌手であるから、あるいは実演のムラも少なくはなかったと
想像してしまう。

いずれにしても、20世紀の半ば過ぎに現れて、それまでのリート歌手
の概念を一新させたことで、作曲家における大バッハと同様、ディス
カウに流れが集束し、20世紀末から21世紀にかけて活躍する歌手を生
み出したと言っても過言ではないと思うのだ。

マティアス・ゲルネ、イアン・ボストリッジ、そしてクリストフ・プ
レガルディェンといった3人に代表されるような新たなリートの地平
を築くような歌手に連なっていったのである。

最後に、追悼として“ディスカウ三絶”を挙げておこう。フルトヴェ
ングラーと共演したマーラー、リヒターとのマタイ、そしてベームの
フィガロは、これはもう余人をもって代えがたい録音なのだ。

画像
 
画像
 
画像
 
《追悼のトピックス一覧》

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
     
悼話§D・F=ディスカウさん(歌手) ひだまりのお話/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる