麦話§日没が遅くなって生おビールが

6月も上旬となると、日没時間もずいぶんと遅くなって、東京あたり
の今時分は18時55分頃と、19時も近くなってなかなかに気分がいい。

というわけで、もちろん生おビールのお出ましである。傾いたとはい
えども、大通りがまだまだ強い日差しに照らされるのを見下ろしなが
ら、傾けるグラスの生は格別である。

2杯、3杯と重ねるうち、徐々に日差しが弱まって、夜が忍び寄って
くるのもまた窓越しの風景の肴といえるだろう。ビール好きで、四季
を問わず呑みまくってはいても、やはり夏のビールがうまいとは実感
なのだ。

神保町の“L”は、四季の移ろいを窓越しに眺めながら生おビールを
呑むことのできる貴重な店で、本当にありがたいことである。そんな
ロケーションで酒を楽しめる店はそうそう見つからない。

ドイツあたりに旅行した時、レストランに入るよりは外のテラスとか
のほうが食べる気になるのは、大気の流れが食欲を増進してくれるの
ではないかと思っているが、そもそも閉鎖された空間での食事は、ど
ことなく気詰まりがするのである。

ともあれ“L”でビールが進むのは、酒食ともにうまいということに
加えて、そんな要素が絡んでいるからだろうと考えてみたのだった。

【去年の今日】土話§町名変更という愚行

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック