末話§京都祇園祭は本日終了です

京都八坂神社の祇園祭は、八坂神社境内にある疫神社の鳥居にかけた
大茅輪を参拝者がくぐって厄気をはらい、護符を授かるというところ
で全日程が終了する。

先立つ29日に“神事済奉告祭”があって、祭が終了したことを報告す
ることになっているが、日程としてはこの茅輪までが祭ということの
ようであるらしい。

1960年代後半までの山鉾巡行は“先の祭り”と“後の祭り”とあって
先の祭りのほうが山と鉾の数も多くて華やかで、後の祭りに向かって
尻すぼみだったのを、一日ですべての山鉾巡行を行なうことにした。

そのことで失われたものもあったとは思うが、結果としては京都に人
を呼び込む大きな要素になったのもまた事実なのである。

古い歴史に彩られた伝統行事であっても、1000年も前からのあれやこ
れやを100%そのままに執り行う祭りなどは、ほとんどあり得ないこと
ではないか。時代や状況を見回すことで、祭りの形態も少しずつだが
変化していく……そういうものなのだ。

祇園祭で既に本格的な暑さとなっていた京都の町は、祭りが終わった
ところで、さらに暑さの厳しい町へと変貌することだろう。

【去年の今日】週話§日曜呟き~さようなら7月~

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック