凛話§富士山が夏の夕べに・・・

いつもの夏と同じような大気の状態ではないのかどうか、この夏は、
京王線の帰りに多摩川鉄橋付近で、影のようになった富士山のくっき
りとした輪郭を見ることができる。

湿気がそれほど多くないということなのだろうか。そうでなければ、
この時期これほど頻繁に見ることなどはできないはずだが。これだけ
連日に近く富士山を見られる夏が過去にあっただろうかと考えてみる
のだが、夕方の電車から夏の富士山を見ることなどできないという思
い込みということだろう。

およそ東京あたりでは、桜の季節を境にして秋頃まで富士山を拝めな
いと考えられている。そんな前提が邪魔をして、4月から10月くらい
までの半年は頭の中から富士山のことが抜け落ちてしまっているよう
な気がしないでもない。

だが、今年の夏富士の存在を見るにつけ、条件次第では夏の富士山の
姿を望むことは、それほど珍しいことではないということがわかった
のである。

昨日から地下運行を始めた京王相模原線だが、調布から京王多摩川に
向かいながら、ようやく地上に出るわけで、そんな解放感の中、右斜
め前方に富士山の姿を認めるという新しいシチュエーションを迎える
ことになるのだ。

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