節話§禾乃登~七十二候~処暑

処暑の末候“禾乃登(こくものすなわちみのる)”である。

実りの秋が近づいている、日本だったら稲刈りということになるが、
我々の滞在している地域は牧畜が盛んで、夏の間は牛を山の上に連れ
て行って放牧をする。山の空気がおいしいミルクを出してくれるとい
うのだ。

そんな山の上の生活が終わり、9月の前半には里に下りてくるという
そんな時期が近づいてきている。去年は里の道で何度か牛の群と牧童
に出会うことができた。

牧童の中には小学生くらいの少年も交じっていて、彼らも帽子に野の
花を飾りつけて、どこか“俺もやるぜ!”みたいな雰囲気を漂わせな
がら、杖で牛を追っていくのである。

牛が里に下りると短い秋に続いて10月には冬が姿を現してくるのだ。

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