瑞話§今回の旅行で行ったところ[7]

[承前]

邸宅の扉を押し開いて中に入った。扉を閉めようとしても、動かない
……表示を見るとオートマチックとあり、ゆっくりと閉まっていった
のだった。

↓右の入口を入ったところのシンプルな受付とショップ(HPより)
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入ってすぐの受付で一人9フランを支払った。今の日本円で750円
という入場料金である。そしてここでも、荷物はロッカーに預けると
いうことが行なわれていた。我々は当然のことだと思うのだが、撮影
ばかりに熱心な人はおもしろくないのだろうが、ファインダーからば
かり覗いていて実物を見ないほうがおかしいことに気づくべき。

身軽になったところで展示スペースに足を踏み入れる。と、同居人が
「あれれ、ピカソがこっちに来ちゃってる!」と声を上げた。“フェ
ルナンデス・デ・ソトの肖像1901年”が、入ってすぐの廊下に掛けら
れていたのだ。

(HPより)
画像

以前来た時には、庭園に向かって窓のある部屋の片隅にさりげなく掛
かっていたのが、ずいぶんと晴れがましい場所へと移ったことに違和
感を感じてしまったらしい。

確かに内装もきれいになりはしたが、6年前に感じたお金持ちの邸宅
で絵を見るというのから少しばかり乖離した印象を持ったことは否定
できない。

もう少し、以前の佇まいを残してくれてもよかったのにと思いつつ、
さらにコレクションの森へと踏み込んでいくのであった……。
                            [続く]

【去年の今日】運話§運転免許更新完了~

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