諧話§一日一句~コオロギとか~2012.09.03

季語は・・・虫の声

虫の声 洋の東西 違いなく

アルプスの端っこでも、この時期になるとコオロギとその仲間の声を
聞くことができる。日本人は、虫の音に風情を感じるので立ち止まっ
て聞き入ったりもするが、あちらの人達は確かにその手の感性は希薄
なようで、一向に気にすることがないように見える。

感性の指向するところが違うといえばそれまでの話で、虫の声を愛で
るから日本人のほうが豊かな感性を持っているなどと思いもしない。
彼らの持つ感性の発露を目の当たりにしているのだから。

日本人は四季の移ろいに対して様々な感性のアンテナがあるわけで、
季節感性については、おそらく他のどの民族よりも豊富に持ち合わせ
ていると思うのだ。

アルプスの端っこにいる日本人が、その感性でコオロギを聞くという
のもまた風流なるかな。

【去年の今日】遊話§休暇つぶやき~2011.09.03~

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