德話§ドレスデン国立管弦楽団[1]

待望していた顔合わせの来日が実現した。クリスティアン・ティーレ
マンとドレスデン国立管弦楽団(シュターツカペレ・ドレスデン)の東
京公演1回目に行ってきた。演奏会が行なわれたのはNHKホール。

↓今回はドレスデンのみ一本勝負
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プログラムはフラームスの交響曲3番と1番とまさに王道中の王道で
“どうだ!”という並びである。というところで19時開演の演奏会に
向かった。NHK音楽祭の一環につき、値段がリーズナブルというこ
ともあるのだろうがチケットは売り切れ。3600人収容のホールが満員
というのは久々に見た。

1曲目、ブラームスの3番。前半2つの楽章はピントがぼやけてしま
ったという印象。巨大なホール空間に音が充満しないだけではなく、
冒頭の主題がかっちりと提示されずに埋もれてしまったのはどうした
ことだろう。

あるいは、ホールの音響とオケの折り合いがうまくいかなかったのか
どうか……そのあたりはわからない。要するにドレスデンらしくない
音に終始していたのだった。

3楽章に差しかかったところで、寄り添うようなホルンのソロが心に
沁み渡り、ようやく調子を取り戻したようにも思ったが、何となくま
とまりのつかないまま3番が終わってしまった。終わったところで、
同居人と顔を見合わせて苦笑い。で、休憩時間へと。
                            [続く]

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