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zoom RSS コ話§ドレスデン国立管弦楽団[3]

<<   作成日時 : 2012/10/26 00:00   >>

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[承前]

ブラームスの第1交響曲を聴きながら思い出していたのは、1988年に
カラヤンが日本で最後に指揮した同じ曲のことだった。あの時のカラ
ヤンとベルリン・フィルのブラームスは、偏見含みの先入観で言うな
ら、圧倒的な音量と輝かしい音色がブラームスだったかという疑問を
感じつつも、その迫力ゆえに強烈な説得力で聴いてしまったのだ。

あのソリッドで輝かしい音色に比べると、ドレスデンのブラームスは
肌触りのいい上質な絹を思わせる、どこか懐かしさを覚えるような音
色なのだった。

今回聴いていて、自分自身がインテンポ主義者であると、いよいよ確
信を持ったのだ。ましてやロマン派象徴の一人であるブラームスは、
まんまロマンチックな音楽になっているのだから、それ以上に細部を
いじる必要はないと思った、と同時にティーレマンとブラームスとの
相性は良好ではないのではとも思ったのである。

とはいえドレスデンの美しい音色を楽しみにしていたので、目的は達
せられた。アンコールで演奏されたワーグナーの『リエンツィ』序曲
が絶品。何たって1842年10月20日、ゼンパーオパーで彼らの大先達に
よって初演された所縁深い曲である。

ここにきてティーレマンとドレスデン管が一致したように感じたが、
それにしてもドイツ風金管群の分厚い音色だが、高い音であっても下
支えする低音が存在しているように感じたのだった。大満足で帰宅。

本日の夜はサントリーホールで『トリスタンとイゾルデ』前奏曲と愛
の死、ブルックナーの交響曲第7番を聴くのだ。それについては週明
けにまとめる予定。
                            [続く]

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