神話§霜月が・・・始まった・・・

霜月十一月である。季節は既に晩秋の趣きとなり、初雪の便りも届く
ような時節になってしまった。霜月はまた“凋月”とも言うようで、
しぼむ月ということらしい。

そして今年もあと2か月しかないということを改めて思い知らされる
ということなのだ。人情のようなものとしては、なぜか“一年の計を
大晦日で締める”みたいなところがあって……それはもちろん、一年
のあれやこれや全部を精算のすることなど不可能なくせに、人間の性
なのかどうか、できずとも足掻くことだけはしようとするのである。

まだ11月になったばかりであるにしても、少なからぬ人々の気分は、
今年の終わりが視界に入っていると思われる。だからといって何をす
るわけでもないとままに一年の終わりを迎えてしまうのも、年々歳々
変わることなどはないのだ。

今日は『万聖節』(Allerheiligen)、明日は『万霊節』(Allerseelen)
である。ドイツあたりは寒気に見舞われて、夏時間から冬時間に移行
した28日の日曜日は、冬であるということをダメ押しするかのような
積雪があった。というわけで、ヨーロッパの方は既に冬なのである。

【去年の今日】独話§シルヴィ・ギエム~孤高~

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