易話§携帯電話より固定電話・・・

先週の金曜日17時過ぎ、三陸沖を震源とする大きめの地震が起きた。
東京でも震度4を計測、発生時はビルの7階で仕事中だったが、長い
周期の横揺れは3・11を彷彿としたのだった。

一応の安否をと、自宅に携帯で電話を掛けてみたが案の定繋がってく
れない。何回か試みた後で、デスクの固定電話をつかったら一発で繋
がってくれたでのである。

その昔、携帯以前の時代は、今回のようなことが起きると固定電話が
まったく繋がらなくなってしまった。それが去年の震災の時も、携帯
は繋がらなかったが、固定は比較的あっさりと繋がってくれたのだ。

これもまた時勢柄の為せる現象なのだなとしみじみ思ったのである。
金曜の夜は出かける用事があったので、もしもの時はメイルで連絡す
るということを同居人と申し合わせたのだった。

考えてみれば今は連絡手段が複数あり、電源さえ確保できれば自宅と
連絡をつけることは十分に可能なのである。この日は、上越と東北新
幹線は一時止まったものの、在来線と私鉄各社は運行していた。

夕方の退社時刻が近づいていたので、首都圏の足が確保されたのはあ
りがたいことで、もしも運行を中断していたら帰宅時間が相当に混乱
したであろうことは間違いない。

それよりも問題なのは、かくのごとくの地震が起きても、依然として
原発の再稼動をやめようとしないおかしな人達がいるということなの
である。

否定のしようもなく地震は繰り返して起きる。今ある原子力発電所の
燃料の処理だけでも、どれほどの時間と危険があるか想像もできない
のに、どうして“美しい国”を醜くしようとするのだろうか。

【去年の今日】週話§日曜呟き~平成中村座十二月~

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