節話§麋角解~七十二候~冬至

冬至の次候“麋角解(さわしかのつのおちる)”である。

今年最後の候になってしまった。動物や植物、自然現象を駆使しての
一年七十二候を、誰がどのようにしてまとめていったのだろうと考え
てみた。もちろんだろうとは思うが、これを単独でまとめきったとは
考えにくい。

年月をかけ、何十人もの手を経てようやくこの形になったのだろうと
いくことは理解できる。

人間が時を刻むにあたって、まずは短いところで一日を決めたのだろ
う。そして月の満ち欠けで一か月を定め、さらに一年を決めたと想像
する。そうしている間に四季の移ろいを細かく分けていったというこ
とだろう。

その昔、時を司ったり度量衡を定めるのは、時の支配者の当然の権利
だった。だから、二十四節気にしろ七十二候にしろ、支配者が配下の
知恵者に命じて時の移ろいを文字で形容させたのは間違いないのだ。

《七十二候のトピックス一覧》

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