精話§高見盛引退お疲れ様

初場所千秋楽を限りに、元小結の高見盛が引退した。

幕下付出から一年足らずで十両から幕内まで昇進したが、その直後に
足の靭帯を傷めて幕下まで陥落。それでも2年後には小結まで上り詰
めたのだである。

残念ながら2003年秋に右肩を亜脱臼。大関候補と呼ばれたこともあっ
たが、この故障を境にして勝ったり負けたりを繰り返すようになって
しまった。

高見盛を人気力士に押し上げたのは、あの気合いを入れるパフォーマ
ンスだが、足の靭帯を傷めた後、復帰してから始めたわけだが、皮肉
にも大関候補でなくなった頃から巷間の人気が上昇していった気がし
ないでもない。

気合い入れのパフォーマンスと塩撒きのパフォーマンスに加えて、永
谷園の懸賞も高見盛の一番を盛り上げるのに一役買っていた。

画像

お茶漬け海苔の永谷園
鮭茶漬けの永谷園
梅干し茶漬けの永谷園
たらこ茶漬けの永谷園
わさび茶漬けの永谷園


というお茶漬け五兄弟の懸賞は、常に客席を沸かしていたのである。
さらに一番が終わり、勝てば意気揚々、負けると意気消沈の明暗ポー
ズに至るまで、高見盛の存在は、横綱や大関といった実力者とは別次
元の存在感を誇っていたのだ。

結局、寄る年波と故障を抱えての引退となってしまったが、こういう
力士は多くの人の記憶の中に残るのは間違いのないところである。

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