季話§桃始笑~七十二候~啓蟄

啓蟄の次候“桃始笑(ももはじめてさく)”である。

季語に“山笑う”というのがある。雪が溶けて若い芽が吹き始めた、
そんな頃合いの情景を形容したものである。いつ、どこのどなたが考
え出したものかは知らねども、何とも心憎い表現ではないかと思う。

こんな季語を五七五にするのは楽しい。楽しい気分をそのまま表現す
ればいいだけだから、まっすぐな言葉を使ってまとめてやろうと目論
むのである。

我が俳句の作句作法はというと、季語と何か名詞を一つ、それを組み
合わせて、ものの30秒もすれば戯れ句が完成してくれるのだ。季語に
組み合わせる名詞が見つかればできたも同然。

そうしてできたのが今日の一日一句である。

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