護話§原発コスト~原発ゼロ☆大行動~

3月10日の午後に始まった、国会周辺の脱原発デモの参加者は4万人
とのことだった。

毎週金曜日18時から20時まで国会前、首相官邸前で45回を重ねて息長
く継続しているという“事実”を見て、粘り強い参加者に敬意を払い
たい。

行進している人のほとんどは我々のような個人の参加者によって構成
されているのは金曜夜の息長い継続の力が結集されていることを知っ
てもらいたい。繰り返すが、あくまでも個人の力による継続である。
それがなければ運動がここまで来ることはなかっただろう。

我々の数m先には日の丸を掲げたグループが堂々と参加していたので
ある。財務省と外務省の交差点で、後続集団を見たら日蓮宗の坊さん
達が団扇太鼓片手に行進しているのが見えた。こうした人達も取り込
みつつ、何度も繰り返していることだが、反原発運動はもはや“右対
左”のイデオロギー闘争ではない。

日比谷公園をスタートして進んだ行進は、国会議事堂裏で流れ解散と
なった。17時からの国会前行動までには時間があったので、赤坂まで
下りていき、喫茶店でコーヒーを注文した。

我々の後から行進に参加した一組の老夫婦が店に入ってきた。七十代
と思しき夫婦が日比谷公園からここまでの長い距離を歩き通したこと
に大きな感慨を抱いたのである。彼らもまた大きな危機感を感じて参
加していたのだ。その後も何組かの参加者が一休みしようと喫茶店の
ドアを押し開いてきたのである。

放射線が漏れたままで、廃炉処理をしなくてはならない原子炉をいく
つも抱えて、その処理にまつわる気の遠くなる時間と膨大なコストの
問題など知らぬがごとく嬉々として罵詈雑言を浴びせる輩をもって、
とても愛国者であるなどとは言わせない。

国土を大事にしようと考える我々のほうが、はるかに愛国者である。
愛国心を政治利用している時点で、既に現首相も愛国者ではない。

東日本大震災から2年という昨日、首相の言葉には、震災復興につい
ての言及はあれども、東電福島原発の事故や放射能汚染に関する言及
が一言もないというのは、事故をないものと考えているとしか思えな
い恐るべき亡国行動である。

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