週話§祝日雑感~サクラサイタ~

昨日の朝、最寄駅に向かう道すがらの桜並木の何本かが開花している
のを見つけた。

画像

写真のように、一本の枝だけで咲き出した……まさに先駆けの桜なの
だったが、去年と比べて10日以上も早いことに驚きながらシャッター
を切ったのだ。

通常の天候であれば開花から一週間ほどで満開になり、その状態が数
日続いたところで散り始めるのが、おおよそのスケジュールである。

例年であれば、桜の下の入学式になるのが、今年の東京とその周辺は
桜の下の卒業式という、これもまたなかなか珍しい季節の巡り合わせ
ということになるだろうか。

思い起こせば半世紀以上前、小学校入学式は桜の下でのことだった。
それから何十回と桜の時が巡ってきたわけだが、若かりし頃は桜にそ
れほどの興味や執着のようなものはなく、咲くのが当たり前と言わん
ばかりの、それこそ若気の至りそのもので過ごしていたのだ。

それが、三十代、四十代と人生の年輪を重ねていくごとに、巡り来る
桜の季節を心待ちにしている自分に気がついたが、ほどなく還暦とい
う区切りを迎える我が身に、桜の時がこの先に何回巡って来てくれる
ものか……知っているのは神様だけということですか。

【去年の今日】諧話§一日一句~彼岸のお中日~

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