軌話§京王線あれこれ[16]サービス欠如

[承前]

火曜日から水曜日にかけて、特に水曜日は春の嵐となった。明け方過
ぎから風と雨とが強くなり、お約束で京王線遅延にもみまわれた。

しかも、通常10両編成の区間急行なのに、到着直前にアナウンスがあ
って8両という短い編成なのだと……なので、9両目&10両目の位置
で待っていた乗客は、8両の位置まであたふたと小走りでやってきた
のである。

基本的に列車の編成情報などは把握済みのはずなのだから。到着を知
らせる自動放送と同時ではなく、こういう情報はもっと早くアナウン
スするべきではないか、ましてやホームにだって雨は吹き込んでいる
から、滑って転ぶ可能性だってあるだろう。

そうかと思うと、駅を発車するごとに遅延お詫びのアナウンスをする
のもうるさくてたまらない。この2点から考えても、乗客に対する必
要なサービスが何であるかを理解しているとは思えないではないか。

マニュアルにそういうことがあるのかどうかは知らない。マニュアル
以外の対応をすると何らかのお咎めがあるとも思えない。だが、こう
いう時こそ、マニュアル以上の対応をするのが鉄道に携わる人に必要
な心配りなのではと思うのである。

最近見かけることに、小さい子供達が最後尾の車掌に向かって手を振
るのに車掌自身が応える光景だが、それこそがマニュアル外のことで
あっても実行しているのだろうと思う。
                            [続く]

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