ひだまりのお話

アクセスカウンタ

zoom RSS 親話§マイスタージンガー〜東京・春〜[下]

<<   作成日時 : 2013/04/10 00:00   >>

トラックバック 0 / コメント 0

[承前]

休憩を入れて5時間半という長丁場ゆえに、N響も抑え気味にスター
トしたものだから、一幕はどことなく乗り切れないままに終わり、や
や疲れが見えた三幕はヘロヘロ感を漂わせつつ、最後は火事場の馬鹿
力でフィナーレを迎えたのだった。

画像

コーラスも申し分なく歌ってくれたが、二幕最後の乱闘場面をもっと
クリアに歌ってほしかった。通常の舞台上演だと、何を歌っているの
かわからずのカオス状態になってしまうので、こういう機会にきちん
と聴いておきたかったのだが。

それにつけても演奏会形式のマイスタージンガー上演は、いささか無
理があると痛感した。何回も上演を観ている我々は場面場面のイメー
ジを思い浮かべることができるが、初めて臨んだ人達には具体的なイ
メージがつかめたかどうか……。

例えば第三幕、先日深夜の乱闘で痛い目に遭ったベックメッサーが、
ザックスの仕事場を訪れ、ザックスが書き写したワルターの歌の紙片
を見つけるまで、舞台上には何の動きもない。実演の舞台であれば、
腰をさすったり、足を引きずったりと音楽に合わせたマイムが展開す
るので観客は何が起きているのかを具体的に理解できるのだ。

最後に、字幕が最悪であったことを書いておきたい。通常は舞台の上
手と下手にLED縦書き表示の字幕を使うところ、東京の春では、舞
台後ろのスクリーンに字幕を表示するのだが、これが情報量が多過ぎ
るのと見にくいのとで、時折見るにしても疲れてしまった。おまけに
振り仮名まで付けているのを見るに至っては明らかに“やり過ぎ”と
断じざるを得ない。来年以降の改善を切に望むものである。

《ワーグナーのトピックス一覧》

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
     
親話§マイスタージンガー〜東京・春〜[下] ひだまりのお話/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる