悼話§アドルフ・ハーセスさん(シカゴ響)

アドルフ・アーセスが首席トランペットを勤めるシカゴ交響楽団の演
奏会を聴いたのは1986年3月の大阪シンフォニーホール。その時でハ
ーセスは65歳。シカゴ響には定年システムがないと後で知ったのだ。

50年以上もシカゴ響の首席として、ホルンのクレヴェンジャー、トロ
ンボーンのフリードマン、チューバのジェイコブス達と最強のブラス
セクションを形成していたのである。

彼らが勢揃いしたマーラーの第5交響曲の凄まじさは、シンフォニー
ホールの容積を完全にオーバーフローさせて、我々を驚愕させたのだ
った。

パワフルにして正確なハーセスの演奏にファンが多いのもうなずける
話である。

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