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zoom RSS 祝話§柿葺落四月大歌舞伎第二部

<<   作成日時 : 2013/04/23 00:00   >>

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[承前]

歌舞伎座新開場2度目となった土曜日に見たのは『弁天娘女男白浪』
から“浜松屋見世先の場より滑川土橋の場まで”と『忍夜恋曲者』の
2本。

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菊五郎十八番の弁天小僧は“安心して観られる”まさにお手本のよう
な舞台。これに左團次の南郷力丸、吉右衛門の日本駄衛門、三津五郎
の忠信利平、時蔵の赤星十三郎と見事に5人揃ったので壮観なツラネ
となった。

菊五郎と左團次のコンビが繰り広げる浜松屋のやり取りはもちろん、
奥の戸をいつの間にか開けて様子を見ている吉右衛門の、柄の大きい
日本駄衛門。立っているだけでこれほどの存在感が表出されるものか
と、しみじみ感心する。

ごちそうであるはずだった幸四郎の鳶頭清次は、例によって何を言っ
ているのかわからない台詞回しで、これなら團蔵あたりがやってくれ
たほうが、よっぽど芝居はわかるはずだ。

菊五郎劇団のアンサンブルのよさは、例えば坂東橘太郎のような脇役
が場を締めて見せることで、彼のしなやかなフットワークで演じられ
る浜松屋番頭の軽妙さは得がたいものがある。菊之助の浜松屋若旦那
は、実父と岳父に囲まれての殊勝な舞台。これもまた歌舞伎見物のお
もしろさかな。

極楽寺から山門への“がんどう返し”は、新しい歌舞伎座舞台機構の
お披露目ということもあり、派手な立ち回りとともに楽しい見せ物と
なった。

玉三郎が滝夜叉姫を踊った『将門』は古怪な舞踊劇だが、いささか退
屈な45分。玉三郎の貫禄に、松緑の大宅太郎光圀が位負け。今さらな
がら、ここで團十郎のような大看板との顔合わせだったら、緊張感は
保たれたかもしれない。

というところで第二部が終演となったが、居続けで第三部を観るため
劇場内に留まることになった。その後については、稿を改めて書く。
                            [続く]

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