拿話§田原俊彦~ネットの文脈~

つい最近“ネットの文脈”という言葉を知った。ネット以外では関心
を惹かなくなってしまったボキャブラリーが、ネットの中ではアクセ
スを稼ぐというものである。

その例として挙げられていたのが、こんにゃくゼリーと田原俊彦とい
う2つの固有名詞で、どういうことかというと……。

現実の社会で、田原俊彦が何らかの形で報道されるとか話題になるこ
とは今や多くはない。だがネット社会においては、日々欠かさず検索
ワードボックスに“田原俊彦”と入れてチェックする人間が少なくと
も1000人はいるのだという。さらに、月に一度はチェックする人間が
1万人いるのだと……これはネットとリアルの芸能事情が異なる例。

そういった積み重ねがネットの文脈を生み出すのだというのだが、そ
の深いところを理解するには到っていない。

もう一つの“こんにゃくゼリー”は、喉に詰まらせる事故が続いた時
に、最初は危ないじゃないかというネット論調だったのが、北関東G
県のメーカー製品を規制して、自分の選挙区中部地方G県のメーカー
推しをしたと(言われる)某女性代議士の行動が燃料になって、祭りが
展開したと聞いた。

加えて“毎年餅を詰まらせて死ぬ人が多くいるのに、餅は規制されな
いではないか……”という論調もあったという。

ネットの文脈は、多くをネットの匿名性に負うところが大きいので、
リアル社会以上に流動的で移り気である。そんな変化に留意し続ける
ことが肝腎なのだ。

【去年の今日】霊話§我々の富士山・・・

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