連話§ワタシの酒肴[67]モヤシ炒めだ

[承前]

ずいぶん前に“肉野菜炒め”の酒肴について書いたことはあるが、今
回は親類というか、亜種としてのモヤシ炒めについて書こうと思う。

たまーに呑みに入るカジュアルな中華定食屋の定番に、この手の炒め
物がずらりと並んでいる、肉野菜炒め、モヤシ炒め、肉ニラ野菜炒め
にレバニラ炒めと、これはもうワシワシと食べつつビールをグビグビ
の世界である。

モヤシ炒めとはいっても、店によっては豚バラの肉片に玉葱が少々混
じっていて、味の単調さから救済している。この程度だったら簡単に
家でも作ることはできるが、そこは強いガス火力の力でシャキッとし
た歯ざわりを生み出しているのだ。かくして野菜摂取に貢献なのだ。

10年も前だったら、炒め物に先立って焼き餃子の一皿も注文して賑や
かなテーブルになっていたのに、今はビールを呑み呑み炒め物一皿で
満足してしまう。

もっとも、ひとしきり呑んだ後に炭水化物は摂取したい人間なので、
軽く半ライスをもらって、残った炒め物とチャーハンスープでもって
さっとかき込んで締める。
                            [続く]

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