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zoom RSS 愉話§呑藝春秋[7]新規開拓は大の苦手

<<   作成日時 : 2013/06/17 00:00   >>

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[承前]

できれば馴染みの店に長く通い詰めたい人種である。初めての店とい
うのは扉に手を掛けるまでが一苦労で、入ってみようと店の前にたど
り着いても、その先一歩の足が出ずにUターンということしばしば。

勇気を持って扉を開けば、その先は美食の世界……というほどに食い
意地が張っているわけでもなんでもなく、お決まりの食事さえ出して
もらえれば、毎日それが続いても苦になどなることなどはないという
いい加減さである。

もちろん、毎回同じ店で酒を呑むなどというほど、能がないわけでも
野暮でもなく、心覚えの手持ちの何軒かを気にしながらローテーショ
ンしているのだ。

酒を呑むのは、その日一日の自分自身を鎮めて夜の寝床へと導入する
ためにで、自宅以外で呑む時は特に他人に邪魔されることなく独り酒
の時間を確保したいと考えて、数は少ないけれど心から落ち着ける店
を選んだつもりである。

料理も酒もそこそこであってくれればというのが選択条件なのは言う
を待たない。だが、それはすなわち高級店であることを意味している
わけではない。

そこが、呑み人が足繁く通う立ち呑み屋で、先客の間に我が身を滑り
込ませてという環境であっても、ひとたび酒を口にすれば、自ずと精
神の安定が湧き出てくるものなのである。

新規の店に入ったところで精神が落ち着くことはなく、そうなるため
にはある程度の時間を必要とするわけなのだ。
                            [続く]

【去年の今日】週話§日曜閑居〜お鮨の会\(^o^)/〜

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