遍話§ホプキンス氏来日~広島カープ~

先月、整形外科医ゲイル・ホプキンスが来日した。それは誰だと思う
人も多いだろうから先を続ける。1975年に広島東洋カープに入団、赤
ヘル軍団がセリーグで初優勝を果たした“あのホプキンス”である。

広島に在籍したのは2年間。その後南海ホークスで一年プレイした後
に引退して帰国。医大に入学し、かねて明言していた医師となる道を
進んだのだ。

日本で野球をしていた時間はわずかではあったが、そういった話題を
含めて、40年近く前の野球好きであったら、カープファンならずとも
記憶に残る選手ということができるだろう。

それにしても野球から医者へとは、何とダイナミックな転身だろうと
その当時も感心したが、それを天職としてまっとうしているというこ
とも、本人にしてみれば当たり前だという思いだろうが、日本の単線
社会では考えにくい生き方である。

日本であれば、柔道をしていた人が柔道整復師の資格を取って開業す
るということはあるが、それ以外はどうだろうか。テレビを見ている
と、スポーツ選手からスポーツマッサージの道に進む人も出てきては
いるが、さすがに医者になるという話は聞いたことがない。

かくして来日したドクター・ホプキンスは、学会の合間に広島市民球
場で行われた広島対楽天の交流戦始球式にバッターとして登場し、豪
快な空振りを披露したということである。

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