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zoom RSS 祝話§柿葺落六月大歌舞伎第二部

<<   作成日時 : 2013/06/25 00:00   >>

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土曜日に観た六月大歌舞伎第二部からまとめておく。演目は『壽曽我
対面』と『土蜘』の二つ。

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まずは『壽曽我対面』だが、いやあ驚いたの何のだったのは、海老蔵
の曽我十郎である。揚幕内からの声で嫌な予感がしての花道から本舞
台と、歌舞伎の様式を破壊しまくるがごとく、およそ美的感覚とは縁
のない所作と、コントロールを失った発声と……そこだけが巨大な空
虚となったかのように見えてしまったのだ。

ともかく型がなっておらず、汚くとしか見えない。横で演じる菊之助
の五郎が丁寧かつ殊勝に振舞っているのは役柄から当然であるにして
も、ひどすぎた。多少の破調、型破りというのならまだしも、破るべ
き型をきちんと会得していないから、ただ単に粗暴だとしか受け留め
られないのである。

仁左衛門の工藤以下が、きちんと舞台を務め上げているだけに、何と
もやりきれない40分間なのだった。

休憩後の『土蜘』は菊五郎の僧智籌と土蜘の精。去年、勘九郎襲名で
観た時は“現代”そのもののような勘九郎の姿に、時代の変化を感じ
たが、この日は一転して本来あるような舞台が展開した。

もちろん、菊五郎の年齢では勘九郎のように動けるはずもなく、省エ
ネといえばそんな舞台さばきなのだが、これが歌舞伎の予定調和とい
うもので、優劣がつくものでもない。吉右衛門の頼光、三津五郎の保
昌以下、柄の大きい舞台となった。

引き続き、第三部についてまとめるつもりである。
                            [続く]

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