蝉話§ニイニイゼミ初鳴き

昨日、最寄りバス停まで歩いているところで“ジーーー”っという、
ニイニイゼミの長々しい初鳴きが聞こえた。



鳴き声だけだと、セミが鳴いているというのではなく、電信柱の上に
置かれている変電トランスからのハム音のように聞こえてしまうくら
い、無機質な機械音のようなのだ。

それゆえに、あの鳴き声とニイニイゼミが長いこと結びつかないまま
で、

で、ニイニイゼミ本体の姿を見たことは一度もなかったりする。理由
はつまらないもので、よく鳴く時間が夕方の薄暗くなりかかるような
頃合いで、姿を探そうにも繁った木の葉に阻まれてしまって見つける
ことができないのである。

これで一気にアブラゼミやミンミンゼミが鳴き出すかといえば、そう
ではなく、関東地方でアブラゼミが鳴き出すのは7月中旬過ぎで、し
ばらくの間は、ニイニイゼミの何とも煮え切らないしんねりした鳴き
声を聞き続けるということのようだ。

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