愉話§呑藝春秋[8]コース料理は不得手

[承前]

整然と順序よく出てくるコース料理はちょっと苦手である。居酒屋で
一品料理をいくつか注文して順不同で出てきてくれるほうが、何とは
なし気楽に感じる。

コース料理は来たものを順々に片付けて下げていくというイメージが
強くて“この皿”が酒に合っているのでもう少しのんびりと食べ進め
るべく保留するということがやりにくいのだ。

もちろん、皿を並べておいてもかまわなかったりはするのだろうが、
同席している他の人間ともペースを合わせなくてはならないので、窮
屈だと感じてしまう。

というわけで、おきまりではなくアラカルトでのんびりと食べて呑む
のが性に合っているようだ。まあ、同居人からは“だらだらとお膳が
長い”と言われていたが、それも酒量が減るのと並行して酒食時間も
やや短くなってきているように思われる。外呑みの時間も短縮傾向。

酒量と食事の量と年相応に対応できているという気がするのである。
                            [続く]

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