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zoom RSS 踏話§八月納涼歌舞伎〜第一部〜鏡獅子

<<   作成日時 : 2013/08/13 00:00   >>

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都心の最高気温が37度を超えたのは13時過ぎのこと。そんな猛暑の都
心に向かったのは朝9時前だったが、その頃にはとっくに30度を超え
ていた。そんな中、納涼歌舞伎第一部を観に行ったのだ。

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第一部は『野崎村』と『春興鏡獅子』の二本。上演時間も一番短くて
サラリと観られるかなと思っていたのだったが……。

『野崎村』は、まあ予想通りの舞台だった。福助のお光は、もっとも
っと演技を抑えてくれたほうがいいのに、どうしても蓮っ葉な動作が
歌舞伎の味わいを損ねてしまうように感じた。七之助のお染、扇雀の
久松は殊勝、舞台を締めていたのは彌十郎の久作。彼の体の大きさが
あってこそ、芝居が形作られたように感じた。

第一部の見ものは勘九郎の『春興鏡獅子』で文句はない。小姓弥生と
獅子の精を鮮やかに描き分け、踊り分ける。すっかり自家薬籠中の物
となった様子を、何の不満も不安も感じずに観ることのできる幸せ。

ベテラン手練れの踊り手とは違った、若く直線的でもありしなやかな
体の動きの一つ一つは、既に勘九郎が歌舞伎界一番の鏡獅子の踊り手
であることを如実に語っているのだ。

そんな舞台に、93歳の小山三が老女として登場するのもまた凄いこと
である。連日30度を超える猛暑の中を、衣装を着けて矍鑠と振舞う姿
は天晴れの一言で、出来得る限り末永く舞台を務めてもらいたい。

第一部終演は13時40分。16時に開演する新橋演舞場『さくら橋』まで
の時間繋ぎは、デパートで夕食用の弁当を確保したりしつつ、戸外に
出ないで済むように自衛策を講じたのだ。
                            [続く]

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