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zoom RSS 板話§納涼歌舞伎第二部〜髪結新三〜

<<   作成日時 : 2013/08/20 00:00   >>

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[承前]

『髪結新三』に『色彩間苅豆』という二本立てを観てきた。三津五郎
の新三がすっきりと締まっていて辛口の出来である。勘三郎亡き後、
同じ世代で新三を演じるのは三津五郎をおいて他にない。勘三郎のよ
うな華はないけれど、引き締まったスタイルの新三もまた違った味わ
いで楽しめた。

画像

三部を通じて好調と感じたのは手代忠七の扇雀。はんなりとした和事
の演技が身についたということだろう。彌十郎の大家はすっかり手の
内に入っていて安心して見ていられた。亀蔵の女房は、いささか過剰
に見えるところもありはしたが、そこが彼らしいところ。

勘九郎の勝奴は出過ぎることなく殊勝に務めていたと思う。これで、
橋之助の弥太五郎源七が締まっていればと思った。過不足なく務めて
はいるが、色気とかアクのようなものが感じられずにサラサラし過ぎ
ているのだろうか。どこかで一皮剥けてほしいものである。

最後に、三津五郎のところの三津之助演じる鰹売りの売り声がかなり
乱暴に聞えた。おそらくは初役で勢い余ってのことだろうが、やはり
先輩達の口跡も勉強して“いかにも”な鰹売りになってもらいたい。

初めて観る『色彩間苅豆』は福助のかさね、橋之助の与右衛門の顔合
わせ。もう一回観るかと聞かれたら……うーんと考えてしまうのだ。
一時間近い全編というもの清元の高音を聴かされたのには参った。
                            [続く]

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