季話§禾乃登~七十二候~処暑

処暑の末候“禾乃登(こくものすなわちみのる)”である。

飛行機がドイツ上空で着陸態勢に入ると、徐々に広大で豊かな穀物畑
のモザイクが見えてくる。日本だって成田が近づいてくると、緑鮮や
かな田んぼが見えるが、ドイツの畑のスケールは圧倒的ではないか。

比較はここまでにしてヨーロッパの穀物畑の美しさは、中世の三圃式
農業に始まる輪作形式に負うところ大で、休んでいる畑と稼動してい
る畑の色分けが空からもよく見えることだと思うのである。

成田へと下降を続ける帰国便の眼下に広がる大地には、豊かな秋の穀
物の実りが鮮やかに見えることだろう。

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