管話§パイプオルガンあれこれと・・・

フランスのオーケストラが韓国で“オルガン付き”と呼ばれているサ
ン=サーンスの交響曲第3番を演奏しようとしたら、コンサートホー
ルにオルガンがなく、電子オルガンで代用するという話を聞いた。

日本だって40年近く前まではコンサートホールにオルガンなどなかっ
たということを覚えている身にしてみれば、いずれは設置されるだろ
うとは思っていたりするが、オルガンが設置されなかった事情を読む
と何だかなあと思ったりするわけで。

このところオルガンづいているといえば大げさだが、コンサートホー
ルではなく、教会関係のオルガンに接する機会が何回かあったのだ。

とはいっても、2週間の休暇旅行中に聴けたのはドレスデン聖十字架
教会で週一回、午後に15分ほど行われる演奏会、それに山の中のホテ
ルから朝っぱら用事に出たら、近くの教会からオルガンの音が聞えて
きたのでこれ幸いとお邪魔して2、3分聴いたくらいである。それで
も機会を捉えて聴くことができたのは幸いである。

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先々週の三連休中日には、母校のチャペルで設置工事中のオルガンを
見学する機会があった。うかがった日には既にパイプなどの組み込み
は終わって、音程のチューニング作業の真っ最中だった。

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写真のようにチャペル内部には足場が組まれ、小ぶりで質素な造りの
オルガンがほぼ完成していた。40年近く前、入学した時に聴いたオル
ガンは先々代だったが、パイプが壊れていてところどころ出ない音が
あったりして、ちょっと悲しい思いをしたが、このイギリス製オルガ
ンは、いかにも英国国教会らしい音がするのだという解説があった。

日本におけるオルガンの歴史などは、ほんの瞬き程度で緒についたば
かりでしかない。ようやくこの先の道筋が見えてきたというところで
あるのだろう。

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