季話§蟄虫培戸~七十二候~秋分

秋分の次候“蟄虫培戸(むしかくれてとをふさぐ)”である。

今週初めに聞いたのを最後に、蝉の季節が終わったようだ。あれだけ
やかましかったのに、いざ鳴き声が聞えなくなると寂しいような気も
しているが、それも一時のことだろう。

このところ秋の虫の賑やかさが増しているようだが、蝉とは鳴く時間
帯も音質もまるで違っているから、もちろんまったくの別物である。

風呂に入りながら聴く秋の虫の音は思っている以上に大きくて、ある
いは蝉時雨に比肩するのではないかと思うくらいの音量がありそうな
のだが、どんなものだろう。

一匹や二匹くらいだったらかわいいものだが、これが合唱となるとか
なりな音量でうるさいくらいだと感じるようになったのは、ずいぶん
後年になってのことで、何ともな感性の鈍さである。

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