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zoom RSS 惜話§夏季休暇〜フィガロの結婚[下]〜

<<   作成日時 : 2013/10/10 00:00   >>

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[承前]

序曲から全般速めのテンポは最近の流れなんだろうなと思いながら、
深々としたシュターツカペレの端正なフォルムの音楽が耳に心地よく
届いてくる。

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若手ばかりと思しき出演者だが、歌舞伎で“花形”と言うようなとこ
ろかと思う。この先に可能性を秘めたといっていい一群が元気に歌う
舞台は気持ちがいい。有名どころやベテラン歌手を揃えた大顔合わせ
もいいが、伸び盛りの歌手達がシュターツカペレの伴奏で歌えるとい
のは何と贅沢なことだろうと思った。

そんな中、耳に立った歌い手はというと、伯爵夫人のバルバラ・ゼナ
トゥア、スザンナのカロリーナ・ウルリヒか。ゼナトゥアは芯のある
声で先々が期待できそうな気がする。ウルリヒはルチア・ポップを彷
彿とさせるような声でいかにもスザンナだったのだ。

男声陣も悪くはなかったが、フィガロと伯爵の声が似通ってしまって
いて少し損をしたという印象である。

問題は演出。何やらレストランを舞台にしているようなのだが、何か
中途半端感は否めず、初めて観るお客さんにわかってもらえるかとい
うとかなり無理があったのではなかろうか。常打ちの劇場とはいえ、
観光客度も高いゼンパーオパーのような劇場であまりひねった演出は
受けないと思うのだが……。

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終演は22時過ぎ。ちょっと小腹が空いたので、劇場を出てすぐ右手に
ある“シンケルヴァッヒェ”というカフェに入った。ビールと軽食を
済ませた後はホテルまで徒歩。エルベの川風が気持ちいい夜だった。
                            [続く]

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