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zoom RSS 悼話§パトリス・シェローさん(演出家)

<<   作成日時 : 2013/10/10 00:01   >>

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シェローの名前を知ったのは1976年。バイロイト音楽祭100年記念
として新演出上演された『ニーベルングの指環』の衝撃的な舞台を通
じてのことだった。

ワーグナーという名前は知っていても、前奏曲や序曲だけで、実際の
舞台はおろかオペラの中まで立ち入って聴いたことなどなかったそん
な時、2か月遅れでレポートが掲載された音楽誌を手に取ったのだ。

そこで眼に飛び込んできた写真は“ライン河”をせき止めたダムと、
そのダムで娼婦を生業にしている“ラインの少女”なのだった。そん
な突拍子もない舞台設定に、ゲルマン神話とか北欧神話という固定観
念は吹っ飛んでしまった。

画像

だが、写真以上の情報は入ってこない。当時、CDはまだなくてLP
の時代ということもあって、ワーグナーの作品を聴いてやろうという
気にはならなかった。オペラは、まだまだ遠い世界の話だったのだ。

それから10年ほど経ったところで、NHKがシェロー&ブーレーズの
バイロイト・リングを放送してくれるということを知り、ビデオで全
曲を録画、ようやくその全貌を知ることができたのである。

それが自分自身にとって初めてのニーベルングの指環体験でもあり、
フランス人のシェローが生み出したラインの少女達によって深みへと
引きずりこまれたのだった。

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