惜話§夏季休暇~魔笛~ゼンパーオパー

[承前]

あっという間にドレスデン滞在も最終日。そりゃあ大雑把に3日間の
滞在だもの、時間はどんどん過ぎていくのだ。美術館&博物館巡りを
した後、昼食は5年前のリベンジというわけではないが、新市街の店
でフランメクーヒェンを食べた。アルザス地方の薄焼きピザである。
薄くて食べやすいが、三分の二も食べると飽きてくるのだ。

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さて、19時からはゼンパーオパーでモーツァルトの『魔笛』を観た。

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オペラハウスのホームページにある写真をみてデジャヴだなあと思っ
ていたら、1984年にハンブルク国立歌劇場の引越し公演の『魔笛』を
演出したのと同じアヒム・フライヤーの手になる舞台で、開演前から
幕前で三人の童子が他愛のないパフォーマンスを展開している。

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パパゲーノが鳥の嘴をデザインした帽子をかぶっているのはハンブル
クと同じ。ただハンブルクの時はそれなりにおもしろかった舞台だが
今回の演出には才気のようなものが感じられず、ハンブルクの劣化版
としか思えなかった。できればバージョンアップしていればよかった
のに。

指揮はジュリア・ジョーンズというイギリス人の女性。キビキビとし
た指揮でテンポよく音楽を進めていた。歌手はフィガロと同様に若手
中心に編成されていた。シュターツカペレの音色は相変わらずです。

終演後は前々日と同じく歌劇場からすぐのシンケルヴァッヒェで軽い
夜食にビールを1杯。ドレスデンの夜は更けゆく……。
                            [続く]

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