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zoom RSS 鍵話§内田光子ピアノ・リサイタル

<<   作成日時 : 2013/11/06 00:01   >>

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三連休中日の日曜日、今にも泣き出しそうな空の下をサントリーホー
ルに向かった。内田光子のピアノ・リサイタルである。プログラムは
以下のようなもの。

モーツァルト:ピアノ・ソナタ F-Dur K.332
モーツァルト:アダージョ h-moll K.540
シューマン:ピアノ・ソナタ第2番 g-moll Op.22

---休憩---

シューベルト:ピアノ・ソナタ G-Dur D.894

[アンコール]
バッハ:フランス組曲第5番からサラバンド

画像

何と明晰なモーツァルト、何と痛切なシューマン、そして何とも不思
議な不思議なシューベルト。そのすべてが内田光子のピアノから紡ぎ
だされた一夜だった。

10年近く前に、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトという
プログラムを聴いたことがあって、その時のモーツァルトがとても不
思議な変わった肌触りの音楽だったという記憶があったのだが、日曜
日のモーツァルトはストレートな感情のままに弾き切ったといえる。

“箸休め”に置かれたモーツァルトを挟んでのシューマンも同様で、
小細工なしの演奏。それにしても、それにしてもシューマンの痛み。

休憩後のシューベルトのソナタは不可解な一曲。第1楽章はコラール
のようなモチーフが繰り返されるし、終楽章は舞曲の成り損ねがこれ
また何度も繰り返される……はたしてこれがソナタと言えるのだろう
かと同居人とあれやこれや。既に古典派を通り過ぎ、あるいはモダニ
ズムの事始めのような。もしベートーヴェンがこの楽譜を見たら何と
言うだろうかと想像してもみたが、彼の後期ソナタ3曲もまた……。

アンコールのバッハは、彼女が少し先のために取って置いているとい
うレパートリーで、あるいは予告編を一口だけというところ。

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