連話§ワタシの酒肴[76]玉川学園の居酒屋

[承前]

一昨日の月曜日、もう何度目になるのか忘れてしまった“忘年会”を
行った。会場は、今年のゴールデンウィークに初訪問した玉川学園前
の和菓子屋2階にある小ぢんまりとした居酒屋。

参加者は我々夫婦と、この秋の旅行で知り合った、小田急沿線に住ま
いする佳人一名である。

18時半から始まった会は、刺身の盛り合わせ、風呂吹き大根、海老芋
の鴨味噌かけ、カラスミ、酢の物などなどをテーブル一杯に豪快に並
べ、食べ、呑み、そして話が弾んで3時間半があっという間に過ぎた
のだ。

話題はもっぱらクラシック音楽あれやこれやで、あっちに行ったり、
こっちで道草食ったり……それこそが“お喋りこそ最高の肴”を具現
化した一夜でもあった。

一人で呑むのは楽しいというよりも、過ぎた時間を反芻してみたり、
内省的な時間を過ごす、あくまでも自分のための時間なのだが、こう
して何人かで過ごす語らいの時間は、自分自身を外向きに指向させる
力を持っているような気がする。要はバランスの取り方ということ。
                            [続く]

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