季話§橘始黄~七十二候~小雪

小雪の末候“橘始黄(たちばなはじめてきばむ)”である。

何度か行った冬のヨーロッパは、重い雲が垂れ込めてどんよりと鈍い
日中の毎日が続くのだった。もちろん晴れて青空の日もあるのだが、
記憶に残っているのは押し潰されそうな空の色なのだ。

ありがたいことに東京の冬は、晴れ晴れとした青空の日々が続いてく
れる。すっかり葉が落ちて複雑に入り組んだ造形を見せる枝を見上げ
た先の真っ青な空という構図が大好きである。

そうして“暦の上ではディセンバー”が始まってしまった。

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