鯰話§東日本大震災予兆のこと・・・

3年前の3月10日にこんなことを書いていた。その前日、東北地方を
震源に起こった少し大きめの地震についてである。

当時のエントリーで書いたようにトイレに入って腰掛けていたのだ。
その時に緩やかな横揺れがやってきた。揺れ始めた時は地震だとは思
わず、目まいが起きているのだろうかと思ったのだった。

それにしては変だと、その揺れが地震だと気がつくまでには思いの外
時間がかかったのだ。

そんな地震の3日後に東日本大震災が襲ってきたのだが、9日の地震
がその前兆だったということに気がつくのは、大震災から3日ほど後
のことである。

我々日本人は地震というものに対する気構えは備わっている。それは
日常に起きる、せいぜい震度4レベルの地震に対してであって、その
段階でどうしようかなどという発想は持っていない。

大地震に対しても“発生する可能性はある”という発想が植え付けら
れてはいるが、実際に起きた時にどのように動くかというシミュレー
ションが完璧にできあがっているわけではないのだ。

普段から“地震に備えよ”という言葉に従って、いくばくかの食料と
水の備蓄はしていても、地震そのものに対して抗うことは無意味だと
いう空気感を共通して持っているように感じる。

そんな空気感を持った我々は、小さな地震の時でも頭の片隅で“大地
震の前兆かも”と思っても、とりあえずその場が収まればありがたや
と気持ちが切り替わるようになっているのだ。

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