ひだまりのお話

アクセスカウンタ

zoom RSS 舞話§椿姫〜パリ・オペラ座バレエ団〜

<<   作成日時 : 2014/03/26 00:00   >>

トラックバック 0 / コメント 0

三連休最終日、パリ・オペラ座バレエ団今回の最終公演、ジョン・ノ
イマイヤー振付・演出、ユルゲン・ローゼ美術・衣装による『椿姫』
プロローグ付全3幕を観てきた。配役は以下のとおり。

マルグリット:アニエス・ルテステュ
アルマン:ステファン・ビュリョン
デュヴァル氏(父):ミカエル・ドナール(ゲスト・エトワール)

マノン・レスコー:ローラ・エッケ
デ・グリュー:ヴァンサン・シャイエ

プリュダンス:サブリナ・マレム
ガストン:クリストフ・デュケンヌ
オランプ:レオノール・ボラック
公爵:ローラン・ノヴィ
N伯爵:シモン・ヴァラストロ
ナニーナ(マルグリットの侍女):クリスティーヌ・ペルツェー

演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
指揮:ジェームズ・タグル
ピアノ:エマニュエル・ストロセール
    フレデリック・ヴェス=クニテール

昨年の秋に定年でエトワールの地位を離れたアニエス・ルテステュが
本拠地の引退公演と同じ『椿姫』を踊るというのが、今回のオペラ座
バレエ日本公演における最大の眼目である。

ああ……観てよかった、本当によかった。

全編にわたってショパンのピアノ曲を使ったノイマイヤーの演出も、
見事な色彩感覚であるユルゲン・ローゼの衣装も、そのすべてがルテ
ステュのマググリットを引き立てるために存在しているかのようだ。

ホールの中はルテステュの醸し出す雰囲気が支配し、ビュリョンのア
ルマン、父であるドナール(存在感!)、そして出演者の全員が、ルテ
ステュ(マルグリッド)の空気の中で彼女のために奉仕するのである。

大きな身振りがあるわけでもなく、抑制され禁欲的な振付にルテステ
ュは没入していって、マルグリットと同化していくかのように見える
のだ。

劇中劇で踊られるマノン・レスコーは荒野をさまよい疲れて死んでい
く。マルグリッドがマノンと自分を重ね合わせつつ、死を目前にした
彼女の視界にある荒野はまったく異次元のものなのだろう。

我々観客は、クラシック・バレエの傑作『白鳥の湖』や『ジゼル』と
はまったく異なるバレエの世界を実感したのだ。

《バレエのトピックス一覧》

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
     
舞話§椿姫〜パリ・オペラ座バレエ団〜 ひだまりのお話/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる