務話§宮仕え36年となりにけるかも

新年度が来た。会社生活が36年となり、定年まで一年半を切ってしま
った。年度をフルに勤めるのは今回が最後。次年度途中で退職と……

40.55km
画像

……いう運びである。東京マラソンのコースになぞらえると、今現在
走っている位置(イマココ)は、40kmポイントを過ぎて、有明とか東雲のあ
たりをフラフラと走って、もとい歩いているのも同然の体である。残
るは1645mとなり、歩いても15分あれば問題なくたどり着ける距離だ
が、体力を使い果たしているのは間違いなく、時間オーバーで失格に
ならないようにと念じつつ歩みを進めているのだろう。

大学を卒業して仕事を始めた36年前に、今現在の自分が想像できよう
はずなどはなく、もちろん定年というゴールもどういうことなのか、
はるか遠くにある靄のようなものだった。去年の今日にしても、まだ
40km地点まで達しておらず、近づいたとはいえどゴールはまだ先のよ
うに感じられた。

それが10年、20年、30年と時が経てば経つほど、時間の流れがいや増
しに速くなって、会社生活が折り返しを過ぎた20年目以降があっとい
う間としか思えなかったのだ。

会社生活をエンジョイするとか、仕事を楽しむとかいうことはなく、
眼の前の仕事をせっせとこなすことを淡々と繰り返していた30数年だ
ったということである。

ふと気がついたのだが、会社に入った年が自分の干支である午年で、
今年も午年。会社で仕事をしている間に4回の午年が通り過ぎていく
のだった。

《日常のトピックス一覧》

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック