気話§鴻鴈北~七十二候~清明

清明の次候“鴻鴈北(こうがんかえる)”である。

なかなか気温が高め安定してくれない。週明け月曜日の我が家あたり
は0度近くまで気温が下がり、そのおかげで窓に結露が付いていた。
換気扇を回し忘れてしまったのだ。

東京都心は、この先土曜日くらいまでは20度を超える日々が続くが、
週明けは再び最低気温が5度台まで落ち込んだりと、忙しく不安定な
日々の繰り返しである。

渡り鳥と呼ばれる種族は、そんな気象は頻繁に揺れ動くことを敏感に
受け留めて、移動の準備を始めるのだろうと考えてみた。彼らは我々
人間よりもはるかに繊細な感知機能を体内に備え持っていて、だから
自分達の去り時も正しく判断できるということだろう。

とはいえ渡り鳥を取り巻く自然環境も彼らの予想を裏切ってしまうこ
ともあるに違いない。去り時は間違えなかったものの、いざ夏の棲家
に着いてみたら予想外に苛烈な気候に、命を落としてしまう可能性だ
ってあるに違いないのだ。

それでも彼ら渡り鳥が留鳥として一か所に留まるようなことはなく、
本能に命じられるまま、北へ南へと移動を繰り返すのである。

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