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zoom RSS 懐話§昭和三十年代〜田舎の花見〜

<<   作成日時 : 2014/04/02 00:01   >>

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[承前]

小学校に入る前の毎年、家族で市内の大きい公園まで花見に出かけて
いた。

弁当を誂えて起伏のある公園に行くと、入場無料の動物園も併設され
ていて、それをさらに上っていった高台に見晴らしのいいスペースが
広がっている。そこに敷物を広げて家族で食事をして帰ってくる……
単にどれだけのことだが、生まれ故郷の町に住んでいる人達は飽かず
毎年、花見に繰り出していたのだ。

花見をする場所には事欠かない公園なので、わざわざ高いところに行
かずともで、グループによっては広い場所を取り、紅白の幕を張り巡
らして盛大に酒盛をするのだった。

いつだったか記憶はないが、公園の中に古い野立ての舞台もあって、
そこにドサ回りの劇団が巡業にやってきて芝居を打っていたなどとい
う様子もおぼろげだが脳裏に残っているのだ。

そういうのが花見だと思っていたら、どうやら外から来た人には珍し
かったようで、晩年3年ほどを我が町で暮らした小説家坂口安吾が、
書いたこんなエッセーの一節で、花見風景を描写している。

もちろん今さらだけれど、花見の風景が各地でそれほど変わるわけで
はないと思い返しつつ、昭和三十年代の風物詩としての花見を思い出
してみたのだ。
                            [続く]

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