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zoom RSS 卿話§四月大歌舞伎昼の部+一條大蔵譚

<<   作成日時 : 2014/04/22 00:00   >>

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一日中気温が上がらなかった日曜日、2013年の柿落としから丸一年が
経った歌舞伎座昼の部を観てきた。

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演目は舞踊『壽春鳳凰祭』に始まり、鎌倉三代記『絹川村閑居の場』
で30分の休憩となり、壽靱猿『鳴滝八幡宮の場』から『曽根崎心中』
まで。

この日の目当ては、三津五郎歌舞伎座復帰の『壽靱猿』の一本のみで
ある。幕開けの舞踊は、例によって御祝儀的に舞台上をたゆたう……
そういえば一年前の柿落とし公演幕開けもたゆたっていたことを思い
出した。気になったのは帝を務めた片岡我當の足が相当に悪いこと。
息子進之介の介添が必要とは心配である。

『鎌倉三代記』は、最後まで筋を把握できなかったのだが、それは自
分達が初見だったからということに加えて、相変わらず人物を矮小化
しているとしか思えない幸四郎の演技と口跡にあるのではないか。

かくして『壽靱猿』で三津五郎が戻ってきた。揚幕から花道に出てく
るか来ないかで“大和屋!”の掛け声があちこちから掛かり、拍手も
長く続いて、客席の喜びもひとしおである。派手な踊りではないけれ
ど、所作の一つ一つが“あるべきところ”に収まっていく様子は健在
で何より。

同居人が言うとおりで、子猿を殺生してというテーマの舞踊劇は、家
の芸とはいえ、復帰演目としてはどうなのかなと思ってしまった……
子猿はかわいかったけれど。

というところで、坂田藤十郎一世一代の『曽根崎心中』は遠慮して、
夜の部一本目、吉右衛門が長成を勤める『一條大蔵譚』を観るべく、
幕見の列に並んでしまった。一世一代という謳い文句ではあるが、藤
十郎が演じる近松物は遠慮しておきたいと申し訳なく思いつつ。

幕見席発売開始前に並んだおかげで1列目に座ることができた。しか
も古い歌舞伎座ではまったく見えなかった花道七三まで見えるとは、
ありがとう隈研吾!

16時40分に始まり18時過ぎまでの『一條大蔵譚』は、吉右衛門の大き
な“つくり阿呆”を堪能。変則的な鑑賞スケジュールだったが、満足
して帰宅したのだから、もちろん後悔などしてはいない。

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