蹴話§ディヴィッド・モイーズ解任

マンチェスター・ユナイテッドの監督だったディヴィッド・モイーズ
が今季の成績不振の責任を取らされ、4試合を残して解任となった。
解任が発表された22日の夕方、ネット空間はモイーズ色に染まった。

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シーズン前に不安視されていたモイーズとチームに所属してする選手
とのあれやこれやは結局払拭されないままに、消化不良のシーズンが
終わろうとしている。

プレミアリーグはたまにテレビ中継録画で見る程度でしかないが、今
シーズン開始直後からマンチェスターUの様子は何となくおかしいと
感じていた。選手の動きが何やらぎごちなく見えてしまうのだ。

モイーズの監督起用にあたって不安視されていたルーニーとの確執の
ようなものが微妙に影響していたのかどうか、もちろんわからない。
加えて香川真司を起用することに明らかに消極的だったという理由も
理解できない。

前監督の功績が大であればあるほど、後を引き継いだ新しい監督は、
自分のスタイルにこだわり、自分の色を出そうと考えるのだろう。

仮に、前監督のスタイルを踏襲しようとすれば、おそらく「前任者の
遺産で食っている。そんな人間をなぜ後任にしたのか」という批判に
晒されるのは間違いのないところだ。

新監督が我を強く出せば出すほど、ピッチ上の選手の動きは不自然に
ぎくしゃくするのは眼に見えているような気がする。長年培われたピ
ッチ上の体の動きを1シーズンで劇的に変えるのは、どこか無理があ
るようことではないか。自分よりも選手ありきを考えるべきだった。

モイーズは“自分にこだわり”過ぎたことで傷口を広げていったのだ
ろう。モイーズにとっても選手にとっても、実に不幸な10か月だった
のである。

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